会の発足と経過

チェルノブイリ原発事故をきっかけに

 1986年に起こったチェルノブイリ原発事故では、日本でも雨水や野菜から放射能が検出されました。 食の安全に不安を感じた柏市民が、自分たちの力で食品の放射能を測定しようと柏市に請願し 立ち上げたのが「柏市放射能測定器運営協議会」 です。
 当会はその活動を引き継ぎ2004年に食と環境を考える市民グループとして発足しました。
(写真は爆発事故直後のチェルノブイリ原発4号炉)

福島第一原発事故

 私たちが住む環境は、2011年3月11日以降一 変しました。私たちは測定の経験を通して、二 度とチェルノブイリのような事故を起こしては ならないと活動してきましたが残念ながらこ れからは放射能といかに向き合うかという時代 になったのです。
 次世代の子どもたちにどう引 き継ぐのかがこれからの私たちの課題です 。
(写真は福島第一原子力発電所)

活動の広がり


身近かな暮らしの中の問題も

 柏市を中心に始まった当会の活動は現在、柏、 我孫子、流山、松戸、野田、印西、佐倉各市 に会員が広がりました。これによって各自治 体への働きかけや調査も可能になりました。
  またテーマも、電磁波、遺伝子組み換え作物、 化学物質過敏症、医療被曝等々、身近かな暮 らしの中の様々な問題を取り上げています 。

(写真は、柏市内小・中学校の近くで、子どもたちの通学路にある巨大な鉄塔群。下部に小さく見える人物と比較すると大きさがわかります。周辺一帯では極めて高い電磁波を測定しています。)

活動の状況

 暮らしの中にある、食と環境の様々な課題について、市民の目線 で活動をしています。放射能や電磁波の測定を通して監視活動を続けること、講演会等による学習、行政への働きかけ、通信(メール マガジン)発行による情報の発信など、地道 な実践を重ねています。
 会員は、正会員と通信会員で構成し、毎月例会を開いています。

(写真は、2008年11月開催、澤井正子氏による講演会「六ヶ所村と私たちのくらし」の模様。差し棒を核燃料棒に見立てて説明しておられます。)


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